【アヴェウムの騎士団】序盤をプレイしての評価・レビュー・感想(ネタバレなし)

こんにちは、KOUです!

今回は「アヴェウムの騎士団」評価・レビュー・感想について書いていきます。

基本的な機能が解放されてどんな感じのゲームか把握できるところまで到達したので、皆様の購入の参考になるようポジティブ・ネガティブな意見をひっくるめて書いていこうと思います。

ストーリーに関してはまだ途中なので触れないでおきます。

※ネタバレは無しですが、画像内に地名や目標などが一部表示されているのはご容赦ください

※PS5版でのプレイ

この記事で分かる・解決できること

  • どんなゲームか知りたい
  • いいところ・悪いところを知りたい
  • 買い?見送った方がいい?コスパはいい?

アヴェウムの騎士団 概要

アヴェウムは崩れつつある…

力を呼び起こし、エヴァーウォーを阻止し、世界を救え。「アヴェウムの騎士団」は一人称視点の1人プレイ用魔法シューティングゲーム。ジャックが深淵の危機に瀕した世界を救うために、バトルメイジの精鋭部隊に加わるジャックの物語を描く。

アヴェウムの騎士団公式HPより

 

■公式トレイラー

 

どんなゲーム?

現在の進行度とクリアまでの時間

現在ゲーム内では33%と表示されており(セーブ管理画面から確認可)、大体3分の1ほどストーリーを消化。

ここまでおよそ10時間弱くらいのプレイ時間となるので、クリアするのに30時間くらいかかりそうな気はします。

発売前のアナウンスでメインストーリークリアまでが20~30時間ほどと書かれていたので、実際それくらいになりそうな感じです。

 

世界観・グラフィック

世界観
世界観

中世ヨーロッパをイメージしたファンタジー要素がかなり強い、良くも悪くも王道な世界での冒険となります。

その中でも機械的な遺物や建造物が数多く見られ、有名どころで言えばFF(ファイナルファンタジー)シリーズにかなり似た世界観にも思えます。

FF7やFF12を思い起こすようなものや場所がチラホラと・・

 

グラフィックの方は次世代機版のみでの発売とあって、かなり綺麗で特に自然が美しい。

序盤に映画的なスタッフロールなどの演出もあり、ムービーシーンは映画を見ているかのようにのめり込みます。

 

アクションはどんな感じ?

魔法を出す

コールオブデューティの制作スタッフが関わっていることもあって、銃を魔法に置き換えたようなシューティングゲームを体験できます

使える魔法の系統は3種類あり、

  • 青魔法=アサルトライフル
  • 赤魔法=ショットガン
  • 緑魔法=ホーミング性能があるサブマシンガン

コールオブデューティのようなFPSゲームでお馴染みの各銃器を、魔法に上手く置き換えたシステムは斬新に感じます。

これらの魔法はリロードシステムを採用しており、FPSゲームを上手くアレンジしているなと感心します。

 

そして3種類の魔法以外にも、手榴弾のようなこれまたFPSでお馴染みの投擲物をマジックアイテムとして使用でき、敵の弱点や特性に応じて使い分ける必要があります。

さらにゲージを溜めて繰り出す大魔法のようなものもあり、どの場面でどの魔法を撃つかなど、かなり手と頭を働かせる奥深いゲームになっていると思います。

 

また移動面に関しては、ダッシュやジャンプを基本として2段ジャンプやホバー(落ちずに浮く)といったようなかなり機動性高い行動もできるので、探索の幅も広くスピーディーに動けるのはストレスなく快感です。

 

感想(いい所・悪い所)

スピーディーでサクサク進めるのがいい

バトルメイジという騎士団のエリートであるジャックですが、魔法使いはひ弱であるというイメージを払拭するかのように、とにかくサクサク動いてガンガン攻撃できます。

ダッシュが速いので縦横無尽に動き回れ、2段ジャンプで大きな段差なども簡単に飛び越えられる。

3種の魔法の切り替えも△ボタン一つで切り替えられ、MPなど気にせずガンガン打ちまくれるのも爽快でストレスが無い要素ですね(リロードさえすれば弾切れせずに永久に打てます)。

そして各操作のコントローラー割り当て(コンフィグ)はできないですが、一般的に適用されるような配置になっており複雑な操作もけっこうやり易いように感じるのもいい所かと。

 

歯ごたえあるバトル

道中の雑魚敵も様々な特徴があり、3色各魔法に対応した弱点でバリアを破るなど(青色のバリアには青魔法で)、手持ちの魔法を全て駆使して打ち破っていくところは面白いと思います。

FPS視点なので回避がけっこう難しく被弾も多いですが、回復アイテムが余計なくらい落ちまくるような配慮もあるので、アクションが苦手な方でも楽しめるかと(ゲーム中に難易度変更もできます)。

 

シンプルなシステム

クラフトはシンプル

武器やアクセサリは商人から購入するのではなく、鍛冶場で自分で作成するシステム。

※当然、宝箱からも入手できます

数種類のエッセンスとお金を払って目当てのアイテムを作成することになります。

最近のRPGでは素材の種類がメチャクチャ多くて管理・把握がしづらいので、4種類のエッセンスとお金だけで作れるのは個人的には楽だしこっちの方がいいですかね。

ただ、伝説の武器を作るのに貴重なある素材を取ってきて作成する、というような探索・寄り道要素が好きな方には、少し物足りないかもしれません(伝説のエッセンスがそういったようなものかも)。

 

また、育成要素についてはレベルという概念がなく(経験値がない)、スキルツリーからスキルやパラメータアップの要素を取っていき育成させるシステムとなっています。

スキルツリーは3種の魔法と同じく青・赤・緑の系統に分かれており、それぞれ特徴を持った系統のスキルを取っていき1つを極めるか、バランス良く育成するかなどの選択はプレイヤーに委ねられる形となります。

スキルの振り直しにお金がかかるので、取るスキルは慎重になりますが自分好みの方向に育成ができるのは幅があっていいかと。

 

マップが見にくい

マップが少し見にくいかな・・

マップ画面が立体的で見た目はカッコイイと思いますが、いざ活用しようと思うとけっこう分かりにくいように思います。

このゲームのフィールド構造は基本的に1本道が多くそこから枝分かれしている感じなので、狭い道が多いためそう感じるのかもしれません。

そして各オブジェのアイコンも種類が多く把握しづらいのも・・

全体の3分の1ほど進めましたが、マップはほぼ見ずに進めている現状です。

 

話せる人が少ない

これまでに何個かの町・村っぽいところを訪ねましたが、重要人物以外はほぼ誰とも話す事ができません。

黙々と目的地カーソルの方向へ進むだけの作業となっているのが少し残念ですかね。

色んな人と話して情報を得たり交流を深めたりしたい人には、物足りないと思うでしょう。

また、今のところサブクエ的なものは発生していませんが、メインストーリー以外のボスやイベント等は一応存在しているようなので、そこには期待したいです。

 

総評

このゲームは買い?

PS5版のスタンダードエディションが9700円、デラックスエディションが10700円。

※EA Play会員だと10%割引が適用されます

個人的にはボリューム面で考えると、コスパ的には少し高いかもしれません

オープンワールドゲームのような深い探索要素もなくハクスラ要素も恐らく無いと思うので、メインストーリーを追うだけだと20時間少々で終わることを考えるとコスパ的にはやや高いかなとは思います。

 

ただ、操作性自体は非常に良くできていてキビキビ動かせ爽快感はあるので、コールオブデューティやバトルフィールドなどのミリタリー系FPSが好きな方には合うと思うし楽しめると思います。

あとはこの手のゲーム特有の画面酔い等はほぼありません。

私は同じFPS視点のバイオ7・ヴィレッジではけっこう苦しみましたが、このゲームでは全く問題ありません(個人差はあると思うので注意)。


まとめ

  • FPSが好きな方
  • 中世ヨーロッパと機械的な遺物・建物が混じり込んだ世界観が好きな方
  • 歯ごたえがあるアクションシューティングゲームを求める方

これらに当てはまる方は刺さるゲームかと思います。

まだ途中ですが、私は買って後悔したとは思っていません。

サクサク進めてキビキビ動くアクション自体が面白いので、興味がある方は購入してみてはいかがでしょうか。


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