【Gift】クリア後の感想・評価・レビュー【豪華客船脱出パズルアクションゲーム】

こんにちは、KOUです!

今回は「Gift」のクリア後の感想・評価・レビューについて紹介していきます。

クリア時間ややり込み要素なども一緒にご紹介!

※PS5版でプレイ、ストーリーのネタバレは無しです

 

Giftはどんなゲーム?

Giftとは

目を覚ますとそこは豪華客船。
老人はなぜかどこか懐かしい乗客たちと出会い、沈みゆく船からの脱出を図ります。

このゲームは、沈みゆく船という危機的状況からの脱出を目指すサイドスクロールアクションゲームです。
物語の進行や時間の経過に伴い、水位が上昇したり、ステージが傾いたりと環境が動的に変化します。
同じ場所であっても訪れるタイミングにより状況は大きく変わるため、これらの世界の変化を活用して自分だけの攻略ルートを構築。

そして、魅力的でどこか懐かしさを感じるおもちゃのようなキャラクターたちと出会い、彼らとのことばのないやりとりを通じて、危機的でありながらもどこか不思議な世界を体験できます。

「Gift」公式HPより

沈み崩壊する船から脱出するのが主な目的である横スクロールアクションゲーム。

メニュー画面やチュートリアルを除いてゲーム内では言葉や文字は一切登場せず、登場人物のジェスチャーや雰囲気を感じ取って物語を読み取っていく独特の世界観で「Gift」のストーリーが進んでいきます。

 

クリア時間

クリア時間

船の下層から上層へ脱出を目指していきます。

全体図を見るとただ上を目指していくだけに思えますが、船が回転したりギミック要素が盛りだくさんで、見た目以上に進めるのに時間がかかります。

 

クリア時間は探索を含めだいたい5~6時間ほどでした。

探索せずにただ進むだけだと、さらに短時間でのクリアは可能です。

収集物やトロフィー獲得などのための周回プレイが前提の作りになっているので、やり込むのが好きな方はさらにもっと多くのプレイ時間がかかると思います。

 

やり込み要素

やり込み要素

2周目以降の追加エンディングや、人物に会う・思い出(収集物)のコンプリートがやり込み要素となります。

トロフィー獲得は主にこれらが関連してくるので、トロコンを目指す方は周回プレイが必須となります。

かなり探索を頑張っても1周目での登場人物・思い出収集を完結させるのは事実上不可能なくらい難易度は高いです(トロフィー取得率も異常に低い)。

やり込みが好きな方にはかなり手応えがあるゲームだと思います。

※私が1周目で収集できたのはそれぞれ75~80%くらい、けっこう丹念に探索したのですがね・・

 

難易度

難易度

癒やされる音楽や主人公のほんわかとした見た目とは裏腹に、難易度はけっこう高めです。

トライ&エラーを繰り返す、「死にゲー」とも言えるかなり歯ごたえがあるゲームです。

初見殺しあり(けっこう多い)、頭を捻るパズル要素あり、時間をかけて何度もやり直すのが前提となっているので、けっこう根気が必要です。

難易度変更ができないので、アクションゲームが苦手な方には正直なところ厳しめかもしれません。

ただしデスペナルティは一切ないので、試行錯誤して何度でも挑戦し直せるのは楽しめるポイントでもあります。

 

感想・レビュー

ボリュームはそれほどない

約3500円ほどで買えるゲームなので、ボリュームはあまり期待しない方がいいです。

やり込み要素をこなすための周回プレイ前提の作りとなっているので、クリアまでの1周約5時間ほどだけを楽しむのならば、やや割高にも思えます

ただし時間があまり取れなくてサクッとプレイしたい方には向いているとも言えます。

ゲーム自体は面白いので、これで満足できるのかは人それぞれかも。

 

ゲーム自体は面白い

雰囲気ゲーかなと冒頭で思わせといて、ガッツリとギミックで殺しにかかる死にゲーっぽさは、個人的には刺さりました。

横スクロールのみのアクションですが、けっこうシビアに動かさないと進めなかったり、アイテムを駆使・頭を捻らせてギミックを解除したりと、シンプルなゲーム性ながらやれることはけっこう多いです。

少し人を選ぶ難易度のゲームですが、アクション性も良くこの手のゲームが好きならば、おそらく刺さるのではないかと思います。

 

イベント・演出スキップできないのは非常に痛い・・

周回前提の作りなのに、登場人物と絡んだりイベントが発生するシーンでスキップができないのは非常にストレスに感じます。

1周目はストーリーを楽しむのでいいのですが、2周目以降でもスキップできなかったので、収集物獲得が目的のやり込み要素がメインとなる2周目以降はスキップさせて欲しかったですね・・

 

セーブ枠1つ

セーブ枠が1つでしかも手動セーブは無し、オートセーブのみになります。

あそこの収集物はどうやって取るのか、、と悩みつつうっかり進めてしまうと戻れなくなってクリアするまで入手できない、というのはよくあります。

やり込み勢には少し厳しいシステムかな、と感じますね。

難易度が高めなのでオートセーブが割と頻繁に入りますが、難易度的には非常に有難い機能ですが、探索面ではデメリットになっている気がします。

 

総評

総評

色んな意味で人を選ぶが面白い

  • 難易度がけっこう高め
  • やり込みをしない方には少しボリューム不足
  • 言語が無いストーリー展開なので、ハッキリと理解するのは少し難しい

難易度・ボリュームなどの気になる要素はありますが、アクション性やパズル要素などの点においては面白いので、3500円という価格を考慮すれば個人的には満足できる出来だと思います。

ただし本当に人によって感じ方が違うと思うので、難易度についていけない、ボリューム不足が気になる方には評価が低くなるかもしれません。

ストーリー展開もありますが、正直そこまでおおがかりに進展していくものではないので、ストーリーを期待している方にもあまりウケないかも。

こういった方には楽しめるゲーム
  • アクションゲームが好き(特に高難度)
  • パズル・ギミックを解くのが好き
  • 収集物を集めるやり込み要素が好き

これらに当てはまる方にはおそらく楽しめるゲームだと思います。

世界観とは裏腹にいい意味で凶悪なので、そういったギャップでも楽しむことができました。

 


「Gift」は

  • Nintendo Switch
  • Steam
  • PS5
  • Xbox series X|S

で発売中。

販売価格は税込3520円です。

気になった方はぜひ購入してプレイしてみて下さい!

 

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