こんにちは、KOUです!
今回は「ミクと水没都市 廃墟の謎」のレビュー・評価・感想について書いていきます。
およそ半分ほど進めた辺りでの感想となります。
ストーリーをクリアして、また違った感想を持てば改めて追記・更新していきます。
※PS5版をプレイ
ゲーム紹介
タイトル | ミクと水没都市 廃墟の謎 |
発売日 | 2023年12月14日 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
開発元 | Uppercut Games |
機種 | PlayStation® 5 /PlayStation® 4 |
価格 |
■ダウンロード版
2,750円(税込) ■パッケージ版 3,850円(税込) |
どんなゲーム?
「雰囲気ゲー」
このゲームを一言で言えば、良くも悪くも「雰囲気ゲー」に尽きると思います。
前作をプレイしたことがある方なら、多分想像がつくと思います。
本作は水没した都市を小舟に乗って様々な崩壊した建物を探検し、謎の黒い植物から街を癒やすことができる「救いの種」を見つけることが目的となります。
街を一望できる高所などの場所からは、崩壊しつつある都市遺跡を眺めることができ、ずっと見ていられるような美しさは、いい意味での「雰囲気ゲー」と言えましょうか。
誰でもクリアできる操作性
基本的に操作に使うボタンは左右のスティックと×ボタンだけ。
ゴンドラ式のエレベーターなどの移動に使用する時や、アイテムを調べる・入手する時に×ボタンを使用します。
鉄パイプや壁のヘリなどを掴んで移動する時は、左スティックをその方向に傾けるだけで自動でアクションしてくれます。
主なアクションは左スティックだけでできるので、ゲーム初心者にも安心してプレイすることができます。
そしてこのゲームには「敵」というものがいないので、戦闘は一切ありません。
探索で高所に登って行きますが、落ちてゲームオーバーになることもありません。
時間制限も特にないので、景色を堪能しながらじっくりと謎解きをしたり進んでいくことができます。
感想・気になった所
世界観が素晴らしい
このゲームの最大のウリは、世界観の良さ・美しさに尽きると思います。
コケが生えて崩壊した建物と、青く澄んだ綺麗な海とのコントラストがまた美しい。
誰にも邪魔されることなくじっくりと探索ができて、このような美しくも荒廃した世界が好きな方にはドハマリすると思います。
そしてこのゲームのサブタイトルが「廃墟の謎」となっていますが、今のところは暗い・怖いといった廃墟のイメージは皆無なので、その辺りを期待している方には少し残念かもしれません。
良く言えば簡単、悪く言えば単調
このゲームには戦闘が一切ないので、基本的にやることは探索・収集のみになります。
荒廃した世界の原因のヒントとなる日記や、冒険する小舟のパーツ集めなどの収集要素がありますが、このゲームは結局やることは「物を集める」ということだけ。
世界観に没頭できる方なら夢中でプレイできるかもしれませんが、やることが単調なのですぐ飽きる人も多いと思います。
あとは、操作面でも基本的に移動できる所を探して進むだけなので、アクション性がほぼ無くその点でも飽きがきやすい理由かと思います。
※多少のギミックは一応あります
動きが少しもっさり
個人的に少し気になったのが、操作する姉弟の動きがややもっさりしていること。
他のゲームのような超人ではなく一般人が主人公だと思われるので、妥当といえば妥当とは思いますが・・
移動することがメインのこのゲームで走る速度が遅いのは、若干のストレスを感じます。
探索でアイテムを入手するのに同じ場所を行ったり来たりすることも多いので、なおさらそう感じます。
ゲームのボリューム的に、その辺りで調整してる感があるので仕方ないかもしれませんが。
洋ゲーならではの分かりにくさ・不親切さ
最低限のチュートリアルはありますが、他の詳しい説明があまり無いので分かりにくいところが多いです。
洋ゲーあるあるのローカライズが怪しいところもそれなりにあって、アイテムを入手してもどういった効果・目的があるのかさっぱり分からないものも多いです。
探索を進めるためのギミックのヒントもほぼ無く、人によってはそこで詰まって終わるということもあるかもしれません。
ゲームのボリューム・クリア時間
参考までに、前作ではクリアまで大体5時間前後らしいとのこと。
私は今のところ半分くらいまで進んだ感じで、だいたい2~3時間ほどとなります。
種や日記などの収集率からの推測で判断してますが、どのみち長いストーリーではなさそうなので、普通に進めば10時間はあればクリアできるのかと思われます。
ここまでプレイしている感じでは、探索もそれほど時間がかかるものではないので、収集要素を全て完了するのにもそれほど時間はかからないのではないでしょうか。
総評
まとめ
- 良くも悪くも雰囲気ゲー
- 世界観は素晴らしい
- やることは探索のみ、戦闘などは無し
- 複雑な操作はいらないシンプル設計
- シンプル故に飽きやすい
買って損はない?
およそ3000円ほどの低価格ゲームという面を考慮しても、個人的には少し高いかな・・と感じます。
フルプライスとはいえグラフィックが綺麗、世界観がいいというゲームはPS5ではたくさん発売されており、長所というには少し弱いようにも感じます。
私自身が最近忙しくてあまり集中してプレイできないというのもありますが、2~3時間ほどのプレイでレビューを出したのも、長時間熱中してプレイできるような面白さはあまり感じなかったというのもあります。
やはり、操作面・やれることの単調さによって、飽きが来やすいというのがネックかと思います。
安かったので損したとはそれほど思わないですが、他の人に薦めるかというと、セールなどで安くなってから買うことを薦めたいですかね。
★このゲームに向いている方
- 戦闘や時間制限などが一切ないので、荒廃した美しい世界をじっくりと楽しみたい
- 安く買えるゲームで、手短にサクッとプレイしたい
一応クリアまではプレイするつもりなので、何か考えが改まったら追記・更新する予定です。
© Rainy Frog Co. Ltd.