こんにちは、KOUです!
今回は「東京サイコデミック」のクリア後の感想・評価・レビューとなります。
基本的にネタバレは無しで書いていきますので、ストーリーに関しては触れません。
※PS5版でプレイ
東京サイコデミックとはどんなゲーム?
世界は変わった。
2019年12月に東京都で発生した
未知のウィルスによる新型感染症は瞬く間に全国に広がり、
致死率40%というエボラ出血熱を上回る高い数字を示した。海外への出入国も制限され、特に感染者の多かった東京都へと続く幹線道路は封鎖された。
つまり、首都封鎖である。
効果的な治療薬もないまま、感染は一般市民から医療従事者、
警察官や自衛隊員にも広がり、ついには国家中枢にも到達した。時の内閣総理大臣と官房長官、
厚生労働大臣など主要官僚が相次いで感染し、帰らぬ人となった。その頃には、国内の死者数は20万人を超えていた。
厳戒態勢の中、急造の新政府が立ち上がり、
新たな内閣総理大臣には、新型感染症への治療法を発見し、
多くの重症者の命を救った元感染症の専門医だった人物が抜擢された。新総理は、次々と新型感染症への対策と経済対策を打ち出し、そのどれもが成果を上げた。
感染者数は、目に見えて減っていった。
やがて、猛威を振るった新型感染症は終息した。
東京サイコデミックは、正式名称「東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~」という名の通り、主人公を含む情報分析チーム(と言っても2人しかいない)が、パンデミック後に次々と起こる特殊な超常現象事件について捜査・調査していくゲームとなります。
よくある探偵ゲームとは違い、自分の足で証拠を得たり証言を聴いたりすることは無く、与えられた調査資料を基に様々な分析機器を用いて真相を解明していくことになります。
ゲームの流れ
- 画像解析
- 動画解析
- 音声解析
- オンライングループチャットでの情報収集・考察
章の最初に与えられた資料を基に、これらのツールを駆使して事件の真相について解明をしていきます。
主人公たち分析チームはとある事情から異能力者を探しており、事件が科学で解決できるものか、または異能力によって起こされた事件なのかを調査しながら判断していくことになります。
その異能力が事件に影響していたかどうかを、章の最後に精査して物語が進んでいきます。
様々なツールを使った科学捜査を楽しめる
AIを使った画像解析や動画を再生して地道に痕跡探しを行ったりと、警察が見つけられなかった(というか見つけなければダメなものが多いですが・・)証拠を探して、事件の真相を暴いていく過程は面白いと思います。
特に動画解析に関しては、防犯カメラなどのリアル映像を使った捜査は新鮮で調査が楽しかったです(地道に痕跡を探す捜査官の苦労さを体験できます)。
あとは、オンラインチャットを使用して仲間たちから情報を得たり助言をもらうことも、調査を進める上で重要な捜査ツールとなります。
特に何か疑問があれば、すぐに資料をハッキングして提供してくれるハッカーが有能過ぎます。
彼がいなければ全ての事件は闇に葬られていたと言っても過言ではないでしょう・・
感想・レビュー
ボリューム・クリア時間
どれだけ時間をかけて捜査するかによりますが、クリアまではだいたい10時間が目安になると思います。
けっこう時間をかけて悩む場面があるので、そういった所につまづくともう少し長くなるかもしれません。
私の場合は、およそ12時間ほどでクリア。
後述しますが、特に最後の謎がホントに謎でかなり時間がかかりました。
オープニングとエンディング
テレビの連続ドラマっぽく、章ごとにオープニングとエンディングが用意されています。
挿入されるエンディングテーマがけっこう良くて、毎度ついつい見入ってしまいます。
また、作中はフルではないですがボイス付きのシーンも多く、沢城みゆき・平野綾など声優陣も豪華。
■エンディングテーマ
UI・操作感
STEAMでUIや操作感について酷評されているのを見かけますが、PS5版だと操作感はそれほど悪くは感じません。
多少の違和感や不満はありますが、肝心の機器操作シーンはそれほど不自由は感じませんでした。
ただ、カメラ操作の上下リバースは設定させて欲しかったです。
UIや操作に関してはアプデで改善するとのアナウンスがあったので、これらはある程度解決できる問題だと思います。
セーブ
セーブ枠は全部で3つ。
やり直しなどを考慮するなら、もう少し多くても良かったのでは。
また、セーブできる機会が分かりづらく、単純にオプションボタン1つでセーブメニューに行く形式の方が良かったように思います。
最後の謎解き
今回はストーリーに関しては触れませんが、最後の謎解きに関してはモノ申したい。
これに関しては評価を大きく下げている要素であり、もう少し何とかして欲しかった感が・・
- いきなり謎の謎解きが提示される
- 解決法が少しのヒントだけでプレイヤーに投げっぱなし
- 答えもその理由も「雑」
唐突にいきなり提示される何でこの謎?とツッコミを入れたくなる謎解き(一応は伏線っぽいのはありますけど)。
ヒントがかなりあいまいで、答えを探すのに「これで合っているのか・・」と言う感じで、手探りで総当たりローラー作戦になりがちです。
答えの理由も考えますが、それがかなり強引な理由付けになり、モヤモヤしたままエンディングを迎えるのは正直スッキリしないです(正解の理由はゲーム中で言及されず)。
こういう理由でこの答えが導かれるのはいいとして、じゃあ何でこっちはダメなんだ・・というのもあって、最後の最後でビシっと決まらない謎解きはもう少し練り直して欲しかったと思います。
まとめ
この手のゲームが好きな私としてはかなり面白そうなタイトルだったので大きく期待していましたが、ガッカリするところ・面白かったところ両面があってかなり複雑です、色々と惜しいと言うべきか。
販売価格6,000円近くのゲームとしてはボリュームは十分とは言えず、そこを期待している方は見送ってもいいかもしれません。
リアル映像の動画や豪華声優陣・エンディングテーマなどにお金をかけているところはいいのですが、肝心のゲーム部分をもう少しボリュームアップ・ブラッシュアップが欲しかったと感じます。
エンディング最後に次回作への伏線があったので、今作で評価が悪かったところを改善してくれることを期待します。
ポテンシャルを感じるストーリー背景・ゲームシステムだと思うので、シナリオのボリュームやトリック・システムなどを大きく改善・見直せれば化けるタイトルになるかもしれません。
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