カプコンから3月24日(金)に発売される「バイオハザードRE:4」(以下、RE4)の最終体験版が先日登場。
PS2で2005年に発売されて大ヒットを記録しましたが、RE4はバイオREシリーズでお馴染みの「REエンジン」で開発されており、グラフィック・操作性を向上させ現代風にリメイクされてどう変わったかが気になる所。
今回は最終体験版をプレイして、様々な観点から良かった点・気になった点などをご紹介していきます。
なおこの体験版は、過去にあった時間制限などの縛りはなく何度でもプレイできるので、気になる方は実際にプレイしてみるのがいいと思います!
作品情報(PS5版)
製品名 | バイオハザードRE:4 |
ジャンル | サバイバルホラー |
発売元 | カプコン |
開発元 | カプコン |
発売日 | 2023年3月24日 |
ストーリー(公式HPより引用)
未曽有の生物災害“ラクーン事件”から 6年―。
事件を生き延びた、レオン・S・ケネディは
その能力を買われ、大統領直属のエージェントとなっていた。任務を重ね、経験をつんだレオンのもとへ舞い込む誘拐された大統領令嬢の救出任務。
彼女の消息を追って ヨーロッパの閑村へと向かったレオン
そこで目にしたのは 狂気を湛えた村人たちだった。いま 過酷な救出劇(サバイバルホラー)の幕が上がる―。
良かった点・気になった点
- 安心と信頼の「REエンジン」
- PS2版バイオ4をプレイ済の方にも納得の再限度と難易度
- お馴染みの吹き替え声優と「空耳」も健在
安心と信頼の「REエンジン」
バイオ7以降の全てのシリーズに使われている「REエンジン」によって描かれた世界観はRE4にも健在。
REシリーズで好評だったキャラクターのモデリングや一歩踏み出すのも躊躇するような廃屋など、バイオハザード独特の世界観がそのまま描かれています。
さらに、PS5の性能を最大限に引き出したグラフィックとロードの速さは、旧世代機と全く違ったものになっていると思います。
PS2版バイオ4をプレイ済の方にも納得の再限度と難易度
体術を駆使した戦闘や、RE2・3にはなかったアイテムをドロップする敵など、原作にあった要素はそのまま受け継がれています。
さらにナイフパリィなどの新要素も引っ提げアクション面にもテコ入れをして、より戦闘が楽しめるようになったと思います。
難易度の方も敵の数や体力などの調整が入っているようにも感じ、体験版は難易度ノーマルでのプレイとなりますが、かなり歯ごたえがあって難しくもあり簡単ではないという絶妙な調整がされているように感じました。
お馴染みの吹き替え声優と「空耳」も健在
動画冒頭に出ている「う〇こだ捨てろ!」などの、原作でもお馴染みで人気があったユニークな「空耳」はRE4にもあります。
ゲームとしての面白さの他にも、こういったおバカな隠し要素(?)の面白さもバイオ4の魅力でもあるので、再現されているのは朗報です。
そして主人公レオンの日本語吹き替え役にはRE2と同じ声優さんが起用され(他のキャラにも豪華声優陣!)、RE2をプレイしていた方には違和感なく没頭できるのもいい所でしょうか。
- 初見プレイはやや難しい?
- 多少のアレンジが加えられている
初見プレイはやや難しい?
製品版ではEASYモードに難易度を下げられたりエイムアシスト機能などの細かい調整もできるので、そこまで難癖をつけるつもりはないですが、初めてバイオ4をプレイする方にはちょっと難しい所があるかもしれません。
特にナイフパリィは初心者には難しいテクニックで、一度に数多く現れる敵を捌くのも最初はかなり難しいので、心が折られないか少し心配な面も。
※序盤は武器の種類や弾丸が少ないので苦戦しがちということもありますが
多少のアレンジが加えられている
最序盤のパトカーでの演出がカットされていたり(ただしこれは製品版ではあるかも)、村に到着するまでの道のりが少し変わっていたりなど、RE3にあったようなカットされているシーンや場所などが今後もあるかもしれないのがやや不安な所。
しかし村内は体験版でプレイできた所は原作とほぼ同じように再現されているし、当然ながらリメイクなので変わる要素も多々あるので、そこまで気にすることではないかもです。
ここまで気になった点を2つほど書きましたが、ネガティブな要素は正直ほとんどないので、ムリヤリ見つけるならこれらの点かな、という感じです。
序盤攻略
※多少ネタバレあり、注意
基本的に1本道ルートで、
- 廃屋でのイベント
- 村へ到着
- 教会の鐘が鳴るまで村人の襲撃を耐える
という流れ。
体験版でプレイできる範囲は、村で一斉に村人に襲われる所まで。
村へは1本道なので迷う所はなく、道中出会う村人(敵)をなるべく被弾せずに対処するくらい。
最大の難関は、村へ着いてから多くの村人からの襲撃を耐え凌ぐところ。
これは倒しても倒しても湧いてくるので、基本的に逃げ回るのが正解。
しばらく時間が経過すると、中ボス(?)相当の「チェーンソー男」が出てくるのでこれには注意。
攻撃を喰らうと即死するので、全力で逃げる事!
チェーンソー男が出てから5分ほど経過で教会の鐘が鳴って村人は退散、体験版終了という流れになります。
村人襲撃時の注意点は、とにかく逃げる事。
柵をジャンプしたり窓に飛び込んだりと、逃げるルートはたくさんあるので、落ち着いて敵から逃げる事。
前を塞ぐのが1体くらいなら相手をしてもいいので、「足に2発撃つ→よろける→近づいて体術お見舞い」というのが一番簡単に敵を倒せるやり方ですかね。
原作では体術でほぼ倒せたと思いますが、RE4では必ず仕留められる訳ではないようなので、もし生きていたら頭に一発ヘッドショットでトドメを刺せばいいかと。
※弾薬を落としたら確保しておきましょう
敵をまとめて倒せるショットガンや隠し武器の存在もあるようですが、製品版では村人退散後に自由に邪魔されずに取れると思うので、無理に取りに行かずひたすら逃げる事に集中してOKだと思います。
まとめ
PS2版のバイオ4をプレイしたのが10年以上前なので、だいぶ内容を忘れているところはありますが、プレイしていて「あ~、懐かしいなあ、、こんなんあったわ」みたいな気持ちでプレイしつつ、アレンジされているところは新鮮に感じられるのも良かったところ。
メニューや操作などはREシリーズ・7・ヴィレッジとほぼ同じなので戸惑うことなくプレイできるのも良かったし、新たに始める方にも取っつきやすい操作感だと思います。
バイオ4をプレイした方も初めてプレイする方もどちらもプレイする価値があり、時間がある方はぜひプレイして頂きたい作品だと思います。
最後にスクショを大量に撮っていたので、それらを厳選して貼っておきます。